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レッドブル「移籍直後のフェルスタッペンがいきなり優勝」/スペインGP決勝

2016年05月16日(月)2:39 am

レッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドが、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われたF1スペインGP決勝を終え、次のようにコメントした。

【結果】F1スペインGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■マックス・フェルスタッペン「F1初のオランダ国家に感動」
決勝/優勝
「すごく特別な気分だよ。もちろん、優勝できるなんて思ってもいなかった。メルセデスAMGの2台がクラッシュした後は表彰台を目標にしていたんだ。だけど、最後はトップでレースを終えることができた。信じられないよ。F1で初めてオランダの国家が流れたのを聞いたときには父のことを考えたし、父が泣いていたと聞いたよ。だから、本当に信じられない思いだ。父は僕のために多くの時間をつぎこんでくれた。この結果は父のおかげだよ」

「レース中には不安を感じたりはしていなかった。集中し、できる限り最高のドライブをすることだけを心掛けていたんだ。僕はタイヤをいたわることにすごく集中していた。最後にピットストップを行ってから、ゴールまではまだ32周も残っていたからね。だけどうまくいったよ」

「ラスト5周になったところからキミ(ライコネン/フェラーリ)のペースが少し落ちたことに気付いた。彼は何度か僕を追い抜こうとしていたから、それによってタイヤがだめになってしまっていたんだ。そこからは、僕はただ『よし、タイヤに集中して完走するぞ』っていう感じだったよ。もちろん、今日のことは忘れないと思うし、今は本当にすごくうれしい。ものすごいことだし、言葉では言い表せないよ」

「表彰台にはすごくいい仲間と一緒に上ることができた。キミは僕の父と戦っていたこともあるんだから、すごく変な感じだよ。(ゴール後に)ピットレーンへ戻ってくるときにたくさんお祝いの言葉をかけてもらったんだけど、僕はちょっと腹痛を感じたよ。だけど、それもうれしかったせいさ」

■ダニエル・リカルド「3回ストップ作戦は間違いだった」
決勝/4位
「今日は複雑な気分なのは確かだね。今日は不運もあった。僕はリードしていたのに3回ストップ作戦をとった。それはつまり、僕はコース上で3台のクルマを追い抜かなくてはならないということだ。それは簡単なことではないよ」

「セブ(セバスチャン・ベッテル/フェラーリ)にはすでにピットストップで前に出られていたし、その結果トップに返り咲くにはさらに多くの追い抜きが必要となった。後から言えることだけど、3回ストップ作戦は間違いだったね。だけど、チームはレース中にはそれが正しいと考えたんだろう」

「4位には満足できなかったから、ベッテルを追い抜こうと試みた。チャンスはあったんだ。だけどうまくはいかなかった。表彰台に上ることすらできなかったのは本当に悔しいし、最後にパンクまで起きてしまったのは傷口に塩をすり込むような思いだったよ」

「マックス(フェルスタッペン)にとっては素晴らしい日になったね。(レッドブルで)最初のレースで優勝できたんだ。彼にはおめでとうと言うよ。彼は仕事をうまくやり遂げた。これまで彼を昇格させたことに誰もが疑問を呈していたけれど、今日彼は自分がトップクラスのドライバーだということを証明してみせたんだ」

「マックスが表彰台の上にいるのを見るのは僕にとってつらいことなんかじゃないよ。つらいのは僕があそこにいないということさ。気持ちをモナコ(29日決勝)に切り替えて、今度は2人とも表彰台に上れることを期待しよう」

●【ハイライト映像】F1スペインGP決勝レース

●【動画】メルセデスAMG、1周目に2台でクラッシュする映像/F1スペインGP決勝レース

●【動画】マックス・フェルスタッペン、衝撃的な優勝の瞬間

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