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ポール獲得のハミルトン、1年休養説を笑い飛ばす

2016年05月15日(日)18:59 pm

F1スペインGP(15日決勝)予選でポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、1年休養を検討するのではないかという記事を笑い飛ばした。

【結果】F1スペインGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

2年連続でチャンピオンを獲得しているハミルトンだが、今年はメカニカルトラブルやスタートの失敗でまだ優勝がない。

それでも焦る様子を見せないことから、ハミルトンはモチベーションを失っており、1年休養を取るのではないかとイギリスの『Times(タイムズ)』紙や『Daily Mail(デイリー・メール)』紙が伝えていた。

しかし、ポールポジションを獲得した予選後にこの記事について聞かれると、ハミルトンはこう答えた。

「休養……? 1年休む? まさか!」

「それを書いたのが誰であれ、きっとヤバいものを吸っていたんだね」

F1公式サイトのインタビューでも同じ質問を受け、ハミルトンは次のように話している。

「確かに、今シーズンはトラブルに見舞われているけれど、3回ポールを獲得してもいるよ」

「前回のレースを振り返っても、僕がどこからスタートしたかを考えれば、そんなことを思いつくのはまだ早すぎると言うしかないね」

ハミルトンは第4戦ロシアGPで10番手グリッドからスタートし、2位でフィニッシュしていた。

■エネルギー回生システムの問題は解決か

このロシアGPと第3戦中国GPでは、予選でハミルトンのエネルギー回生システムに不可解なトラブルが発生した。

メルセデスAMGは、ターボの熱エネルギーを回生するMGU-Hに改良を加えてハミルトンのマシンに搭載している。

「われわれの新しいMGU-Hは、何の問題もなくすでに3500キロ走行した」とメルセデスAMG非常勤会長のニキ・ラウダは話している。

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