2016年F1第5戦スペインGPが5月14日(土)、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット(1周/4.655km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)から行われたフリー走行3回目でニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がトップに立った。
予選前最後のセッションでもメルセデスAMGが安定した速さを見せる。そんな中、ソフトタイヤでの最初のアタックではマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがこのあとに行われる予選でQ3進出の期待を強く抱かせる4番手タイムを刻んでみせた。
だが、セッション終盤にはレッドブル、ウィリアムズ、フォース・インディアらがタイムを縮めて次々に順位を上げていく。それでもアロンソは10番手でセッションを終え、地元スペインで3セッション連続でのトップ10入りを果たしている。
結局1分23秒078のベストタイムをマークしたロズベルグがトップを守り、チームメートでディフェンディングチャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が2番手、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが3番手で続いた。
このレースからレッドブルに昇格したばかりのマックス・フェルスタッペンが4番手につけ、存在感を強くアピール。先輩ドライバーのダニエル・リカルド(レッドブル)が5番手でそれに続いた。
6番手から10番手までは次の通り。
6番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、7番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、8番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、9番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、10番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは15番手で予選前最後のセッションを終えている。
F1スペインGP予選は、このあと日本時間21時から始まる。