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【ホンダF1】他チームへのエンジン供給はいまだ「準備」段階

2016年05月14日(土)16:55 pm

ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介は、他チームにエンジンを供給する準備はまだ整っていないと話している。

2017年からのエンジンに関する新しいルールでは、どのメーカーとも供給契約を結べないチームが現れた場合、FIA(国際自動車連盟)が供給チームの最も少ないメーカーを割り当てることになっている。

しかし、マクラーレン最高権威のロン・デニスは、ホンダエンジンの独占供給を望んでおり、ほかのチームへ供給するよりタイトル獲得が先決だと話している。

F1スペインGP(15日決勝)で、チーム関係者6人による恒例の金曜記者会見に出席した長谷川は、ほかのチームとエンジン供給について交渉を始めているかと聞かれ、次のように答えた。

「実のところ、われわれは具体的な交渉は行っていません。いくつかのチームと話はしていますが、残念ながら結論に至らなかったチームもあります。状況が変わるまで待つしかないというのがわれわれの現状です」

ほかのチームに供給する機会があれば、それを歓迎するかと聞かれると、長谷川はこう答えた。

「歓迎というのは難しい言葉です。F1社会に貢献する義務はあると思っています。従って準備はしていますが、まだわれわれには複数のチームに供給するほどの強さはありません。現在、準備を進めているところです」

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