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フェラーリ代表、更迭のうわさをジョークで一蹴

フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、更迭のうわさを一蹴した。

イタリアの『Autosprint（オートスプリント）』誌は、今シーズンいっぱいでアリバベーネは職を失い、現在テクニカルディレクターを務めているジェームス・アリソンがチーム代表になり、その後任としてメルセデスAMGからアルド・コスタを獲得するのではないかと伝えた。

F1スペインGP（15日決勝）で、この記事について聞かれたアリバベーネは、イギリスの『Sky Sports（スカイ・スポーツ）』にジョークで答えた。

「アリソンだとかコスタだとか言っているが、彼らは1人忘れている。ティリオン・ラニスターだ。彼こそ真の候補だよ」

ティリオン・ラニスターは、『Sky Sports（スカイ・スポーツ）』で放送している人気テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の登場人物だ。

少なくともアリバベーネはフェラーリのドライバー2人から確固たる支持を得ている。

「最近、そういうバカバカしい話が出ているとは聞いたよ。でも、ほかの誰でもなく、彼が僕たちと一緒にいることに僕は大満足だ」とセバスチャン・ベッテルは話している。

チームメートのキミ・ライコネンも同じだ。

「この仕事にまさに適任だと思う。これまで一緒にやったチーム代表の中では彼が一番だ」