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フェラーリ「ライコネン3位もベッテルが今季2度目のノーポイント」/ロシアGP決勝

2016年05月02日(月)2:37 am

フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルが、ソチ・オートドロームで行われたF1ロシアGP決勝を振り返って次のようにコメントした。

【結果】F1ロシアGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■キミ・ライコネン「今日は3位が関の山」
決勝/3位
「全体的には楽な週末ではなかった。だけど今日は最善を尽くそうと頑張ったよ。いいスタートを決めて2番手に上がることができた。ところが、昨年と同じように、セーフティカーが入った後ではウィリアムズ(バルテリ・ボッタス)をストレートで後ろにとどめておくことができなかった」

「その後は順位を取り戻そうと頑張っていた。だけどハミルトンにも抜かれて順位をひとつ落としてしまった。だからポジションを取り戻すために長めに走ることにしたんだ。そしてかなりいい仕事ができたよ。レース全体を通じてクルマのハンドリングはすごくよかった。燃料をいくらかセーブしなくてはならなかったし、それによってラップタイムに影響は出たけれどね」

「今日はなんとか3位になれたけれど、それが関の山だったよ。でもそれは理想的なことじゃない。僕たちは2台そろってトップに立つことを目指しているからね。優勝争いができないのは残念だけど、この結果を踏まえてもっといい位置に行けるよう頑張り続けるよ」

■セバスチャン・ベッテル「クビアトにレースを台無しにされた」
決勝/リタイア
「今日はすべてうまくいっていただけに残念だ。本当にいいスタートを決めることができたんだけど、第1コーナーでちょっと前につかえてしまった。だけど、そこからはうまく行けたよ。もちろん、後方からスタートすればリスクも高くなるものさ。だけど7番手は15番手とは違うよ」

「僕は第2コーナーに進入しようとしていた。そのときは5番手に上がるために攻めていたんだ。だけど、後ろのドライバーがブレーキをかけないんじゃどうしようもないよ。クビアト(ダニール・クビアト/レッドブル)がやったことはまったくもって不要なことだった。後ろから強く当てられてしまった。そうしたら、ターン3でもまた激しくぶつけられたんだ。それで僕のレースはおしまいさ」

「僕が知る限り、レースは53周あるんだ。だけど必ずしも全員がそれを覚えていたわけじゃなさそうだ。これ以上言う必要もないと思う。録画を見れば答えは分かるはずだからね。今日は僕に責任はなかった。僕にはなすすべがなかったんだ。何も変えることはできなかったと思う。彼(クビアト)のことを嫌っているわけじゃないよ。だけど、彼は2週間前(中国GP)でもミスを犯していたと思っている。そして今日もミスを犯した。だけど今の僕にはどうしようもないことだ」

「もちろん、今日はレースでも同じバランスを保つことができるかどうか、その感触を得るためにクルマを運転したかったよ。だけど、今後に向けて何にも変わらなかった。もちろん僕は失望している。だけどもうすでに次のレース(スペインGP/15日決勝)の方に目を向けているよ」

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