マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、ソチ・オートドロームで行われたF1ロシアGP2日目を終え、次のようにコメントした。
■エリック・ブーリエ「明日のレースも厳しくなるのは分かっている」
「理論的には、明日の決勝で12番手と14番手からスタートすることには不満が残ると感じている。我々が中国での前回のレース以降いくつか有益な進歩を果たしたのは確かだし、それはジェンソン(バトン)がわずか0.095秒というわずかな差でQ3を逃したことからも分かることだ。それはここまでのシーズンを通じて最も小さい差だ」
「だが、我々は現在の位置に対して現実的な見方もしている。我々にはコンスタントにトップ10を争うだけのペースはない。そして明日のレースも我々にとっては厳しいものになるであろうことも分かっている。サーキットのレイアウトが我々の強みを発揮できるものではないからだ」
「だが、我々が直接的なライバルたちとの比較において堅実な進歩を遂げつつあるという事実はレースに向けて士気を高める大きな要素だ。そして、明日のレースでもポイント圏内に入るために懸命に取り組んでいくつもりだ」