今週末ソチ・オートドロームで行われているF1ロシアGP(5月1日決勝)だが、将来的にナイトレースとして開催するための交渉が続けられているようだ。
昨年、ウラジーミル・プーチン大統領の支援を受けるロシアGPの主催者が、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンの要請に応えて早ければ2017年からロシアGPをナイトレースとして開催する方向で検討していると報じられていた。
その件に関し、ソチのF1レース開催をサポートしている国際的コンサルタントのリチャード・クレーガンがこのほどロシアの『Tass(タス通信)』に次のように語った。
「ロシアGPの主催者であるセルゲイ・ボロビョフはナイトレース問題に関する交渉を続けている」
「まだ結論は出されていないが、このアイデアが実現される可能性はある」
だが、クレーガンは、レース主催者は今年のロシアGP開催のためにやるべきことが多く、まだ今後のことにまで手を伸ばすことができない状態だったのだと次のように付け加えた。
「昨年のロシアGPが開催されてから、(今年のレースまで)たった6か月しかなかったことを忘れてはならないよ」