元マノーチーム代表ジョン・ブースがコンサルタントとしてトロロッソのレーシングディレクターに就任したと発表、F1界に復帰した。
●【動画】女性レーサーがトップカテゴリーで勝つために必要な肉体がこれだ
ジョン・ブースは、マノーチームのオーナー、スティーブン・フィッツパトリックとチーム運営方針の違いにより、当時スポーティングディレクターだったグレアム・ロードンと共に2015年末をもってマノーを離脱しF1界を去った。以後、ジョン・ブースとロードンは、同名の新「マノー」チームを設立、世界耐久選手権(WEC)に参戦している。
ジョン・ブースはWEC参戦を継続させながらも、今週末のF1ロシアGPからトロロッソのコンサルタントとしてF1界に復帰することになった。
トロロッソ代表のフランツ・トストは次のように語った。
「ジョンとは長年の知り合いなんだ。彼をチームに迎えられて嬉しいよ。F1は非常に複雑さを増している。タイヤ、マシンセットアップ、無線でのやり取り等ね」
「したがって、我々にはクルマと才能あるドライバーの両方を持ち合わせているとは言え、それだけでは十分ではない。彼の膨大な経験があれば、レース週末を通してより効果的にチームが上昇する助けになってくれると確信しているよ」
トロロッソのレーシングディレクターに就任したジョン・ブースは次のように語っている。
「スクーデリア・トロロッソのような十分に確立し、競争力のあるチームに加入できるのは大変光栄です。
このチームは比較的短期間で多くのことを成し遂げてきている。今週末のソチ(ロシアGP)からフランツやチームと仕事を始めるのが待ちきれないよ」