今年3月にF1ドライバーたちによる任意団体であるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)が公開状を出し、現在のF1運営体制に対する批判を行ったことが話題となった。
そうしたドライバーたちの動きに対し、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンがF1ドライバーたちは「おしゃべりが過ぎる」とコメントしたことも話題となっていた。
■ドライバーはレースをしていればいい
最近、この件に関する質問を受けたエクレストンは、次のように語った。
「私はそういう言葉を使ったりはしなかったよ」
「私は、彼らは自分たちの報酬の対価として行う必要があることだけをやるべきだと言ったんだ。それはつまりクルマを運転することだ」
■ドライバーに言われなくても分かっている
「確かに、彼らはこのスポーツのアンバサダーでもある。だが、彼らのうち1人か2人がF1はどのように運営されるべきだなどと発言した」
「我々には彼らの意見など必要ないんだ」
そう語ったエクレストンは、次のように付け加えた。
「なぜならそんなことはすでに分かっていることだからね」