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ベッテルのクビアト批判は「レースの神様への冒涜(ぼうとく)」

2016年04月20日(水)18:19 pm

2人の元F1ドライバーたちが、F1中国GP決勝後にダニール・クビアト(レッドブル)に対して怒りを向けたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の行為を批判した。

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先週末に行われた中国GPでは、決勝スタート後のターン1でベッテルとライコネンがチームメート同士で接触するというアクシデントが発生。ベッテルはレース後、この事故の原因はクビアトがあまりにも攻撃的過ぎるアタックを仕掛けてきたことだと怒りのコメントを発していた。

だが、この件に関してはクビアトには非がなかったと見る者が多いようだ。

元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドは、レース後の控室でクビアトに食ってかかったベッテルの行為に関し、オーストリアの『Servus TV(セアヴスTV)』に次のように語った。

「あれはレースの神様に対する冒涜(ぼうとく)だよ」

「まじめな話、レースならあんなのは普通に起こることさ」

「右側にいたダニール・クビアトは、セバスチャン・ベッテルのクルマの左側でどういうことが起きるかなんて予測することはできなかったからね。ベッテルは単に真ん中に挟まれてしまっただけだし、そういうことも起きるものさ」

ハイドフェルドと同じドイツ出身の元F1ドライバーであるハンス・ヨアヒム・シュトゥックも同意見だ。

「F1は公園で散歩しているのとはわけが違うんだということを理解しないとね」

「ファンは面白い戦いが見たくてサーキットに足を運ぶし、テレビのスイッチを入れるんだ。私は上海でああいう場面が見られたことをすごくうれしく思っているよ」とシュトゥックは付け加えた。

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