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マクラーレンとホンダには勝利に対する姿勢に違いがあるとブーリエ

2016年04月18日(月)17:50 pm

今季のF1開幕戦オーストラリアGP決勝で起きたクラッシュにより肋骨(ろっこつ)などにけがを負ったフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、第2戦バーレーンGPの欠場を余儀なくされていた。

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その際、元F1ドライバーであり、現在はF1解説者を務めるジョニー・ハーバートが、アロンソはもう今回の負傷を理由にしてF1を引退すべきだと発言。これにアロンソ本人が激怒してテレビ生放送中のハーバートに食ってかかるという一幕があったことも大きく報じられていた。

■F1ドライバーは誰もが情熱を持っているとペレス

その後も、アロンソはかつてほどのモチベーションを抱くことができていないという趣旨の発言を行っているハーバートだが、そうした見解についてどう思うかと質問されたフォース・インディアのセルジオ・ペレスは、スペインの『Marca(マルカ)』に次のように答えた。

「僕がそれにコメントするのは難しいけれど、F1にいるドライバーなら誰でも情熱を抱き、すべてのレースに勝つ最高のドライバーでありたいという夢を持っているはずだと信じているよ」

「それ以外にここにいる理由はないからね」とペレスは付け加えた。

■ホンダはすぐに勝利する必要はないとブーリエ

だが、問題は、アロンソが情熱や夢を維持できている間に、つまりF1引退を考えなくてはならない年齢を迎える前に、マクラーレン・ホンダが彼に勝てるだけのクルマを与えることができるかどうかだろう。

しかし、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、マクラーレンとホンダの間には勝利に対する考え方に少し違いがあると感じているようだ。

「マクラーレンは明日にも勝利を収めたいと望んでいる」

F1中国GPが行われた上海でスペインの『El Pais(パイス)』にそう語ったブーリエは、次のように付け加えた。

「ホンダも勝ちたいと思っている。だが、それが明日である必要はないんだ」

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