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フェラーリ「1周目の接触が悔やまれる」/中国GP決勝

2016年04月17日(日)20:08 pm

フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが、上海インターナショナル・サーキットで行われたF1中国GP決勝を終え、次のようにコメントした。

【結果】F1中国GP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

●【動画:レース】「魚雷」を避けたフェラーリ同士討ちで1コーナー大混乱

■セバスチャン・ベッテル「1周目の接触が残念」
決勝/2位
「1周目に起きたことは、結局のところはレース中の事故だ。僕のほうは本当に行き場を失ってしまっていたんだ。キミ(ライコネン)とダニール(クビアト)の間でサンドイッチ状態だったからね。もちろん、あのとき起きたことについては本当に申し訳なく思っている。同じ色のクルマ(チームメート)と接触するなんて、やっちゃまずいことだからね」

「あれは残念だった。あれによって自分たちのレースをダメにしてしまったわけだからね。キミと僕の両方のね。最終的には、僕たちは幸運にも走り続けることができた。セーフティカーによって助けられた面はあるね」

「キミがターン1でタイヤをロックさせた時、僕は内側から彼を抜こうとした。ダニールは僕の後ろにいた。彼はいいスタートを決めて最初同じような動きをしようとしていたんだ。僕はキミを追い抜こうとしていた。ダニールは僕を追い抜こうとしていた。そこにキミが左側から戻ってきた。クビアトは後ろから右へと入ろうとしていたし、僕はそれに対応しようとしていた。僕はいったん引き下がろうとしたんだ。アクセルから足を離し、ブレーキを踏んだ。だけど、もう行き場がなくて残念ながらキミと接触してしまったよ」

「クルマはそれによってダメージを負ってしまった。だけどチームのおかげで見事にばん回することができた。最初はそのままの状態でコース上にとどまっていたけれど、セーフティカーが出たところでノーズを交換したんだ。全体的にはペースも素晴らしかったし、戦略もよかった。そしてピットストップも素晴らしかった。あんなひどい1周目をやった後では、あれ以上のことは望めなかったよ。ロシア(5月1日決勝)ではもっとスムーズなレースになるといいな」

■キミ・ライコネン「ほぼ最後尾から5位までばん回」
決勝/5位
「スタートで何が起きたのかは分からない。突然当てられてスピンしてしまったんだ。左フロントタイヤがパンクし、フロントウイングにもダメージを負ってしまった。だけどピットには戻ることができた。コースに戻った時にはほぼ最後尾になっていたのが分かったよ」

「クルマもちょっと扱うのが難しく感じたけれど、順位を上げるためにベストを尽くそうとしたよ。最初はちょっとてこずったけれど、その後いくつか順位を上げることができた。もちろん、5位というのは理想的な順位じゃないし、望んでいたようなものではない。だけど、あんなことが起きた後では悪い結果ではなかったよ」

「セブ(ベッテルの愛称)は後で謝りにきてくれたし、もちろん彼がわざと僕にぶつかったわけじゃないのは分かっている。残念ながらそれでレース結果が変わるわけじゃない。だけど、まだ長いシーズンのうちたった3レースが終わっただけさ」

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