F1中国GP予選、Q1で大波乱が起こった。ディフェンディングチャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がマシントラブルでグリッド最後尾になってしまった。
■ハミルトン予想外の脱落
ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、すでにギアボックス交換による5グリッド降格が決まっていた。
Q1開始後、ハミルトンはパワーユニットのERS(Energy Recovery System=エネルギー回生システム)に問題が発生。ハミルトンはタイムを刻むことなく予選を終えてしまった。
世界チャンピオンのハミルトンは、この不運を次のように哲学的に語った。
「僕たちは試されているんだ。チームのみんなはがっかりしているはずだ。僕たちは勝つ時も負ける時も一緒だよ」
「ここはオーバーテイクすることができる。クルマは速いよ。もしクルマが修復されしっかり準備できていれば、明日はレースできるだろうね」
メルセデスAMGは、ハミルトンをピットレーンからスタートさせるという選択もできる。
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