フェラーリは改良したターボユニットの投入を準備しているとドイツのメディアが報じている。
ドイツの『Bild(ビルト)』紙や『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌が、新型ターボの投入は5月に予定されていると伝えた。
また、ドイツのテレビ局『RTL』は、それまでフェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは現在のターボをフルには使えないと伝えている。
『RTL』によると、フェラーリはターボの問題で「1周0.5秒ロスしていると専門家は見ている」という。
フェラーリの親会社であるフィアット・クライスラー会長のジョン・エルカーンは、今後に向けて楽観的だ。15日(金)にこう話した。
「メルセデスAMGとの差は縮小しつつある。コース上でメルセデスAMGを倒すのが待ちきれない」
また、ベッテルとライコネンは「上機嫌」だとエルカーンは話している。
ベッテルは、「今年、僕たちはメルセデスAMGと戦えると確信している」とF1中国GPを前に語っている。
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