2016年F1第3戦中国GPが4月15日(金)、上海インターナショナル・サーキット(1周/5.451km)で開幕。現地時間14時(日本時間15時)から行われたフリー走行2回目でフェラーリにキミ・ライコネン(フェラーリ)がトップに立った。
セッション序盤にはいつものようにメルセデスAMG勢が1-2体制を築く展開となる。しかし、セッションが後半に入り、最も軟らかいスーパーソフトタイヤでのタイムアタックの段階を迎えると、少しタイミングをずらしてアタックに臨んだフェラーリ勢が速さを見せる。ライコネンがトップ、チームメートのセバスチャン・ベッテルが2番手につけ、このままフェラーリ勢の1-2でセッションが終了した。
3番手から10番手までの結果は次のとおり。3番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、4番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、5番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、6番手マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8番手カルロス・サインツ(トロロッソ)、9番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、10番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)。
フリー走行1回目終了後に行われたFIA(国際自動車連盟)の医師による検査の結果、今週末の出走が正式に認められたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは31周を消化して11番手タイムをマーク。チームメートのジェンソン・バトンも28周を消化して12番手につけ、順調にセッションを終えている。
F1中国GPフリー走行3回目は、明日の日本時間13時から始まる。
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