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【詳細】アロンソ、F1中国GPフリー走行1回目後に再検査が条件

2016年04月14日(木)20:24 pm

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は14日(木)18時32分(日本時間19時32分)、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが15日(金)に行われるF1中国GP(17日決勝)の『フリー走行1回目』に出走することを認め、週末を通じて出走が可能かどうかの再検査をそのセッション後に行うと発表した。

●FIA検査後数時間経過...出走は可能か?長引くアロンソのレース可否判断

2016年のF1開幕戦オーストラリアGP決勝で大クラッシュを喫したアロンソは、その後肋骨(ろっこつ)の骨折と、それを原因とする気胸(ききょう=肺と胸壁の間にある胸腔(きょうこう)内の空気が肺を圧迫することにより、痛みが起きたり、息が吸いにくくなったりする状態)の症状が確認されたことにより、第2戦バーレーンGPは出走が認められなかった。

アロンソ自身は今週末の中国GP出走には問題はないと主張していたものの、肋骨はまだ完治していないとも伝えられており、14日(木)に行われたアロンソとFIAの医師団による面談の結果に注目が集まっていた。

FIAの公式発表によれば、“完治した”と認めるに足る情報ではなかったものの、チーム関係者からの聞き取り調査や、中国GPの医療責任者(Chief Medical Officer
=CMO)などによる助言を受け、例外的な状況ではあるものの、アロンソにフリー走行1回目への出走を認めた。

ただし、フリー走行1回目を終了後すぐに再度検査が行われ、その結果をもとにフリー走行2回目以降のセッションへの出走を認めるかどうかの判断が行われることになった。

ともあれ、明日の現地時間10時(日本時間11時)から90分間で行われるフリー走行1回目でアロンソがどういう状態で走行できるか、そしてその後の検査結果にさらに注目が集まることになりそうだ。

●【速報】アロンソ、『条件付き』で出走許可/F1中国GP
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