明日にはF1第3戦中国GP(17日決勝)が開幕日を迎える上海だが、夜になってもまだフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が今週末のレースに出走できるかどうか分からない状態が続いている。
アロンソとFIA(統括団体である国際自動車連盟)の医師たちの面談はすでに数時間前に行われているが、現時点(日本時間19時現在)においてもまだFIAからの正式な発表がない状態だ。
■FIAがさらに情報提供を求めたとの報道
『Speedweek(スピードウィーク)』のマティアス・ブルーナー記者は、「なぜFIAの医師たちは決定にこれほどの時間がかかっているのだろう?」といぶかしがっている。
スペインの『Marca(マルカ)』は、FIAは決断を下すに当たり、もっと多くの情報を求めたと報じている。
だが、アロンソ本人はレース出走には全く問題がないとスペインのメディアに次のように語った。
■フリー走行1回目で走らせてくれれば分かる
「バーレーンでは、自分でも完ぺきな自信はなかった。だけど、今は自信がある」
「僕に最初のフリー走行をやらせるのは難しいことじゃないし、そこでまだ痛みが残っているかとか、肋骨(ろっこつ)が完全に治っているかということについて二重チェックをすればいいんだ」
「僕は楽観的だし、冷静だよ。元気だからね。眠れない夜も多かった。だけど今ではトレーニングも普通にやっているしクルマに乗り込んで走る準備は整っているよ」
「F1とほかのスポーツを比較するのは難しいんだ。座っている姿勢やGフォースの影響があるからね。だけど僕はずっとジムに通っていたし、ランニングマシンで走っていた。クルマに乗るときには100%の状態になっているはずさ」