NEXT...F1開催スケジュール

【マクラーレン・ホンダ】バトン「僕たちが進歩していることを示したい」/中国GPプレビュー

2016年04月13日(水)17:30 pm

マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが、上海インターナショナル・サーキットで行われるF1中国GP(17日決勝)に向けて意気込みを語った。

●アロンソ「さらなる進歩を期待」

■ジェンソン・バトン「目指すのは完走とポイント」
「上海インターナショナル・サーキットにはいろんなことが求められるという面白さがある。低中速のコーナーもかなりあるし、それらは2つの非常に長いストレートにつながっている。

ひとつは1.17kmもあって、シーズンの中でも最長なんだ。そういう個所ではタイヤにもパワーユニットにも大きな負担がかかる。だけど、今年のパッケージは前回ほど苦しむことはないと期待しているよ。

準備とセットアップが重要になる。金曜日から空力バランスを正しくする必要があるし、タイヤに関してはすべての新しいセットにおいて、摩耗にうまく対処する必要がある」

「僕たちにとっては楽なレースにはならないだろう。オーストラリアやバーレーンとはコンディションもすごく違ってくるだろうしね。だけど、MP4-31の特性をここでテストできるのはいいことだ。

こういうタイプのサーキットで、気温も低いという条件のもとでクルマがどういう挙動を示すのか、できる限り多くのことを理解することができるからね。できるだけたくさんの情報を集め、訪れるサーキットごとの変数を考慮に入れることが重要なんだ。そうすれば、それをシーズン後半のレースに生かすことができる。シーズンは長いし、1レースごとに改善と進歩を果たしていきたいと思っている」

「バーレーンは、僕にとってはほろ苦い週末だった。クルマのパフォーマンスは間違いなくオーストラリアのときより改善されていた。僕たちはクルマのハンドリングや特性に関して学び続けているし、それぞれのレースに新しい改良パーツも持ち込んでいるからね。

金曜日のフリー走行は本当にいい感じだった。だけど残念ながら予選でその調子を発揮させることができなかったし、決勝では信頼性の問題を抱えてしまった。とは言え、パワーが失われるまではクルマの感触もすごくよかったんだ。

その勢いを上海でも続けることができると期待しているし、僕たちが持つパッケージの力を最大限に発揮させたいと思っている」

「だけど、これまでと同じように、僕たちは信頼性改善に懸命に取り組む必要がある。その部分に関しても改善したのは確かだ。だけど100%でなければ十分とは言えない。僕たちの進歩の証しとして、自分たちにふさわしいポイントを持ち帰ること、そしてみんなの努力が結実していることを示すことが大切だからね」

「中国GPはここまでの2レースとは非常に異なる難しさがあるし、これまではここでのレースを楽しんできたよ。2010年の勝利はすごく印象的だったし、素晴らしいレースだった。コンディション変化によってどれほどの混乱が生じる可能性があるかを示すものだった。今週末もまた楽しいレースができることを期待している。最も重要なのはチェッカーフラッグを見ることだね」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック