マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、チームがF1中国GP(17日決勝)に向けて出した公式プレビューの中で、まだ今週末のレースに出走できるかどうかは不透明な状態であることを明らかにした。
アロンソは、マクラーレン・ホンダが出したリリースの中で次のように語っている。
「バーレーンでレースをすることができないと伝えられたときにはがっかりした。だけどFIA(F1統括団体である国際自動車連盟)の医療チームの判断は全面的に尊重するよ。金曜日(15日)にはコックピットに戻りたいと思っているけれど、医者から問題ないとの判断が出されるのを待つしかない。それまではどうなるか分からないよ。だけど、僕はいつもと同じようにレースに向けた準備を続けているところさ」
「ストフェル(バンドーン/控えドライバー)はバーレーンでは素晴らしい仕事をやってのけた。ジェンソン(バトン)には信頼性の問題が発生してしまったけれど、週末を通じてどちらのクルマもかなり力強い走りを見せていたのは前向きなことだった。それに、僕としてみれば、レース週末がどういうふうに展開していくのかを違う観点から見られたのも面白かったよ。それによって順調にクルマをコースに送り出すために必要なことが理解できたし、異なる手順に関しても多くを学ぶことができた。もちろん、僕はレースをするほうがいいけれどね!」
FIAの医師たちによるアロンソの検査は、14日(木)に行われることになっている。