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シューマッハJr.「F1はまだ先の話」

2016年04月13日(水)19:34 pm

ミック・シューマッハのマネジャーが、17歳のミックはまだF1のことは考えていないと主張した。

【動画】新シューミの勝利をイタリアが称賛 息子ミックが2勝

7度F1王座に就いたミハエル・シューマッハという有名な父を持つミックだが、今季は昨年デビューを飾ったドイツF4シリーズに加え、イタリアF4にも参戦することにしており、忙しい1年になりそうだ。

そして、ミックは、先週末にミサノで開幕したイタリアF4で幸先よく2戦とも優勝を果たしている。

モータースポーツ界のサラブレッドとも言えるミックには、今年はより競争の激しいF3への昇格話もあったという。だが、ミハエルとともにミックのマネジメントも担当しているザビーネ・ケームは、それに反対し、もう1年F4を続けることを勧めたという。

「彼はひとつ年をとりましたし、さらに経験を積みました。集中力も高く、精神的にも強くなっています」

ドイツのニュース誌『Focus(フォーカス)』にそう語ったケームは、次のように付け加えた。

「それゆえ、私たちは彼にとってもう1年F4をやるのがいいことだと信じています」

昨年は、マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)が17歳の若さでヨーロッパF3から一気にF1まで駆け上ったことが大きな話題となった。

当然ながら、ミックが最高峰モータースポーツであるF1に登場することを期待しているファンも少なくないはずだ。

だが、ケームはミックの今後に関して次のように語った。

「F1は、もちろん彼ら(F4参戦ドライバー)みんなにとって、まだずっと遠いところにあります。私たちには毎日取り組み、思考すべきことがあり、今それ(F1)を考えるようなひまはありません」

「それはまだずっと先の話です」とケームは付け加えた。

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