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トロロッソ「可能な限り上位を目指す」/中国GPプレビュー

2016年04月12日(火)17:09 pm

トロロッソのマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツが、上海インターナショナル・サーキットで行われるF1中国GP(17日決勝)に向けて意気込みを語った。

■マックス・フェルスタッペン「昨年はいい追い抜きができた」
「中国は好きだよ。あそこでいくつかいい追い抜きをしたことを覚えている。最初の4つのコーナーであるターン1から4まではすごく特別だし、うまく走るのが難しいんだ」

「それ以外の部分で昨年楽しめたのはターン6だね。そこでいい動きができたよ。ストレートではペレス(フォース・インディア)を追い抜くことはできなかった。だから、どこか別のところでそれを狙うしかなかった。僕はターン5をうまく立ち上がってターン6に向かっていた。そこでは普通ブレーキを遅らせるんだ。ヘアピンだからね。僕はそこでいつもよりさらにブレーキを遅らせて彼を追い抜くことができた。ついにライバルを追い抜くことができてほっとしたし、すごくうれしかったよ」

「ターン7、8、9、10はタイヤに厳しいんだ。だから、そこからの立ち上がりでいい加速力を得るにはリアタイヤを少しいたわる必要がある。ほかにこのサーキットで覚えているのは、ターン14での追い抜きかな。僕は長いサーキットを走るたびに追い抜きに備えていたけれど、ついにすごく遠いところから追い抜きに成功していた。残念なことに、昨年はあと何周かというところまで来ていたのにメインストレートで問題を抱えてしまい、リタイアするしかなかった」

「今年はもうそのことは考えないようにするつもりだし、可能な限り最高のポジションでチェッカーフラッグを受けたいと思っている」

■カルロス・サインツ「ポイントをたくさん獲得したい」
「中国ではメインストレートを走り抜けるといくつかのすごく長いコーナーへと続く。ターン1、2、3、そして4だ。そこは、実際には4つではなく2つのコーナーのように感じられるんだ。かなり特殊な区間だし、去年はここでスピンしてしまい、シーズンで最初のミスを犯してしまったよ。それから、レースがスタートしたとき、4台のクルマがサイド・バイ・サイドでターン6に向かったことも覚えている。あれは面白かったよ。あそこはすごくタイトだからね。ターン7は予選では全開で行くところだ」

「そのターン7から10までは頻繁に方向転換があり、そこから2つめの長いコーナーであるターン12と13に向かう。そこは最初のコーナーとすごくよく似ているんだけど、角度の変化が逆なんだ。それに続くバックストレートがすごく長かったことも思い出すよ。だけどDRSによって追い抜きはかなりやりやすくなる。その先にあるターン14はすごく激しいブレーキが必要になる個所だ。すごくでこぼこもあって(ブレーキングの)基準となるポイントをうまく見つけるのが難しいところでもある」

「最後に、最終コーナーを抜けてメインストレートへ向かうところはかなりの下り坂だということを言っておきたい。テレビで見ているだけだとよく分からない部分だと思うけれど、あそこではクルマがかなり跳ねてしまうんだ。全体的に面白いサーキットだし、あそこでポイントをたくさん獲得したいと思っている。今季はまだそれができていないからね」

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