ハース「初改良パーツ投入で3戦連続入賞を狙う」／中国GPプレビュー
ハースのロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスが、上海インターナショナル・サーキットで行われるF1中国GP（17日決勝）に向けて意気込みを語った。
■ロマン・グロージャン「中国はいいテストになるはず」
「中国ではいくつかの改良パーツも投入されるし、その後もいくつかの改良が施されることになると思う。最初の改良パーツが本来期待した機能を示してくれるかどうかを確かめるのをすごく楽しみにしている。僕たちのクルマはまだ100パーセントの状態ではない。だから、改良パーツを加えることなく改善できることもまだ少し残されている。中国でもまた攻撃的なタイヤ選択を行っている。それがバーレーンのときと同じようにうまく機能してくれることを期待しているよ」
「楽しいサーキットだよ。多分最初のコーナーが一番有名だと思う。すごく長い右曲がりのコーナーなんだ。このサーキットはフロントタイヤにすごく厳しい。それにとっても長いバックストレートもあるし、そこの終わりでは強力なブレーキングが必要になる。バーレーンではうまく行ったけれど、すごく異なるレイアウトのサーキットでそれと同じくらいいいレースができるかどうか、僕たちにとってはいいテストになりそうだね」
■エステバン・グティエレス「今後の展開を占うレースに」
「まだあまり大きな期待を抱きすぎないようにしないとね。僕たちのクルマは現時点ではメルボルンでもバーレーンでもかなりいい反応を示した。だけど、今度の中国ではどういう反応を示すかを学ぶ必要がある。中国は、今後のシーズンがどう展開するかということについてのいい指標を与えてくれると思う」
「ほかのチームもシーズンを通じて懸命に自分たちのクルマの改善に取り組んでいるのも事実だ。シーズンが進むにつれ、戦いはもっと厳しさを増すだろう。だから僕たちもそれに備える必要がある。僕たちのクルマからはもっとスピードとパフォーマンスを引き出せるはずだし、まさに中国はそのためのチャンスになるだろうね」
