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F1チーム代表者、全11チーム署名の書簡で2015予選への回帰を希望

2016年04月08日(金)1:07 am

木曜日、前回バーレーンGPでの会合で合意に達しなかった「F1新予選方式の変更案」の会合を前に、全11チームの代表者が署名入りの書簡を送っていたことがわかった。

■全11チーム結託、2015予選方式を希望

大失敗のF1新予選様式が継続されてしまっているが、木曜日の投票による会合前に、F1代表者たちは昨年の成功していた旧予選方式に戻すように促す、全11チームの代表者の署名が入った書簡をバーニー・エクレストン、F1株主のCVC、FIA会長のジャン・トッドへ送っていたことが明らかになった。

■全会一致で合意することがポイント

シーズン中での重要なルール変更については、全会一致で合意する必要があることが大きなポイントだ。

■バーレーンGPでも合意に至らず

まず、オーストラリアGPで導入され大失敗に終わったいす取りゲーム式の予選だが、その後、全11チーム代表者、FIA会長ジャン・トッド、FOMバーニー・エクレストンの3者の意見が合意に至らず、バーレーンGPでも継続されることになってしまった。

その3者がバーレーンGP決勝レース前に「中国GPでは変更しよう」と会合を行ったが、やはり合意に達することはなかった。

全11チームは2015年方式へ戻すことを希望するチームが多かったが全チームの意見も分かれていた。

FIAのジャン・トッドとバーニー・エクレストンは、2015方式に戻すことはそもそも議論から除外しており、代わりに“斬新な”代替案などを提案した。

そのバーニーの代替案とは、中国GP以降、予選Q1、Q2、Q3において、ドライバーたちの2周のタイムを合算して決めよう「2周合算予選方式」というものだったが、全チームに受け入れられることはなかった。

■中国GPではとにかく2015方式を希望

今回チーム代表者たちは、その2周合算方式はさらに「複雑化する」と反対、今回あらためて中国GPでは2015方式に戻すよう、書簡を送っていたことがわかった。

さらにチームは、新たな予選方式の再調整については、柔軟な姿勢を示しているという。

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