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どうなる?予選方式「ベスト2周の合算案」フェラーリは拒否権行使しないが・・・

2016年04月05日(火)4:27 am

フェラーリ代表のマウリツィオ・アリバベーネが、行き詰まっている予選方式変更について拒否権を行使することはないと語った。

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酷評されている「いす取りゲーム式」予選方式の変更について、日曜日の会合は失敗に終わり、今週木曜日にあらためて会議が開かれることになったが、そこで最善の予選方式を決める必要がある。

そこでフェラーリが持っている拒否権は行使されるのだろうか?

■フェラーリ含め、全チームに拒否権が

拒否権について問われたマウリツィオ・アリバベーネは「拒否権は非常に強力なツールだ。しかしこの状況で拒否権を使うつもりはない。全チームは団結しなければならない」と語った。

しかし、F1シーズン中に予選方式のような基本ルールの変更をする場合は、全チームの同意が必要なため、実際には全チームが拒否権を持っていることと同じことになる。まさに日曜日の会議が失敗に終わった理由がそれだ。

■FIA「ベスト2周の合算案」

会議では、FIAが示した案をチーム代表者たちが咀嚼していた。その案とは、中国GP以降、Q1、Q2、Q3の各セッションにおいて、各ドライバーのベスト2周のタイムを合算するというものだ。

アリバベーネは「中国GPでその方式が見られるかどうかはわからないね。だけど、我々は詳細に分析を行って、もし可能ならばいくつかの調整を行い、全員に合った決定ができると確信しているよ」と語っている。

多くの代表者たちは2015年同様の予選方式に戻すことを希望しているが、FIA会長のジャン・トッドと、バーニー・エクレストンはそれを除外している。
レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは、単純に現システムの微調整ならば拒否するだろう、と報じられている。

■メルセデス「変更する必要ありだ」

メルセデスAMGのトト・ヴォルフは次のような意見だ。
「私はもう何もわからないんだけど...変える必要はある。私たちは今の方式のままでいることはできない。受け入れることはできないね」

■新予選方式の合意に失敗したバーニー・エクレストン

■渋い顔のF1ボスたち・・・木曜日に改めて会議を開くことになった

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