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アゼルバイジャン紛争勃発も、F1開催に「問題なし」か? 夜もパドック建設中

2016年04月05日(火)3:33 am

F1バーレーンGPが開催されていた2日(土)、アゼルバイジャン西部のナゴルノカラバフ自治州において、この地域を実質的に支配しているアルメニアの武装組織とアゼルバイジャン軍が激しく衝突、少なくとも双方の兵士30名と子ども1名が死亡、さらに多くの負傷者が出ている。

1994年の停戦後、最大級の戦闘となっている。これほど大きい規模の衝突が起こるのは2年ぶり。背景には原油安に苦しむ経済事情があるようだ。

旧ソ連の両国と関係の深いロシアのプーチン大統領は、戦闘の即時停止を呼びかけたが、予断を許さない情勢だという。

アゼルバイジャン政府は、「アゼルバイジャンは敵意を示すのを一方的に止め、善意を示すことを決定した」との声明を発表。

しかし、リポートによると、首都バクーの西250kmにある地域において戦闘は続くと見られている。

アゼルバイジャン・スポーツ省の広報担当は『AP通信』に対して、この激しいナゴルノカラバフ紛争の状況下においても「(F1のような)国家規模のイベントに影響はありません。アゼルバイジャンは常に、国内でどんな出来事が起こっていても、選手、観光客、ファン、全ての参加者は最高水準の安全性が保たれます」と語ったとされている。

アゼルバイジャンの首都バクー市街地で開催される「F1ヨーロッパGP」は、6月17日から19日開催予定となっている。

■伝説のレースになるだろう。壮大な街でのレースを見逃すな。

■バーレーンGPとバクー市街地サーキットの比較

■写真中央の青白い光の場所がパドックだ。夜通しでパドックが作られている

■スピード、パワー、美しさ。バクーの夜景

■バクーにも桜が咲いている

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