ケビン・マグヌッセン(ルノーF1)は、F1バーレーンGP(3日決勝)で、チームメートよりよい結果を出すことだけを考えて予選を戦ったと話している。
マグヌッセンは、1日(金)にピットレーンで車両重量の計量を指示するシグナルを無視したとしてペナルティーを科され、決勝はピットレーンからスタートすることが決まっていた。
「目標がチームメートを倒すことだったのは秘密じゃないよ」とマグヌッセンは話す。
マグヌッセンは、開幕戦オーストラリアGPではデビュー戦だったチームメートのジョリオン・パーマーに予選で敗れていたが、今回は目標通り、予選でパーマーを0.2秒上回った。
とは言え、ルノーF1の2台は、ほぼ最後尾の19番手と20番手という結果に終わっている。
マグヌッセンは、デンマークのテレビ局『TV2』にこう説明した。
「長いストレートがあるから、僕たちにとって難しいコースなのは分かっていた。パワーが足りないんだよ」
■チームメートに1秒差をつけられたダニール・クビアト
ルノーF1の少し前、予選15番手に終わったのがレッドブルのダニール・クビアトだ。チームメートのダニエル・リカルドが1秒速いタイムで5番手グリッドを獲得しただけに、クビアトは非常に悔しがっていた。
「クルマに大満足だったのに予選でこんなに後れるなんて、キャリアの中で一度だってなかった」
「ドライバーとして、リカルドより1秒遅いなんてあり得ないと言えるよ。本当に腹が立っている」とクビアトはロシアの『Sportbox』に話している。