「明日は勝ちたい」フェラーリ／バーレーンGP2日目
フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたF1バーレーンGP2日目を終え、次のようにコメントした。
【結果】F1バーレーンGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■セバスチャン・ベッテル「できる限りの準備をして決勝に臨む」
フリー3／トップ
予選／3番手
「戦いを仕掛けることができたので満足しているよ。決勝ではどういう位置に行けるか様子を見ることにしよう。今日の結果には何の不満もないよ。ルイス（ハミルトン）とニコ（ロズベルグ）が最後にあれほど改善できるなんて本当に驚きだ。僕からすればサーキットは前に走ったときとよく似ていた。タイムがほとんど同じだったのはそのためだよ」
「明日はいいスタートを決められるといいね。だけど、その後はオーストラリアと同じようなことはしないつもりだよ。僕たちはまだ望むような位置にこられていないのは分かっている。だけど僕たちは非常に懸命に頑張っていると思う。当然ながら、シーズンはすでに始まっているし、技術的に進歩させ続けていけるようにするのは僕たちの責任だ。でもこれまでにも何度となく言ったけれど、クルマは昨年から大きな進歩を遂げているし、将来においてももっと改善できるチャンスをもたらしてくれるはずだ。だけど、そのためには僕たちはプレッシャーを維持する必要がある」
「10レースでどういうことができるだろうかと話をすることもできる。だけどまずは明日のレースに集中しないとね。いいレースをするためにできる限りの準備をしなくちゃ。うまくやって勝てるチャンスだってあるからね。それが僕の信念なんだ。僕が正しいかどうかはそのうち分かるよ。でも、それがよろこびだし、僕がレースが好きな理由はそれだよ」
「分かりやすく言えば、僕は明日勝ちたいと思っている。当然ながら、もし僕たちにもう少し速さがあれば、勝つチャンスも増えるはずだ。だけど、僕たちの方向性は間違っていないと思っているし、僕たちは一緒に改善を目指していくチームだよ。今日は僕たちにとってはいい日だった。クルマのバランスはよかったし、自分たちがやりたかったことはすべてできた。それが一番大事なことなんだ」
■キミ・ライコネン「明日は順位アップを狙う」
フリー3／2番手
予選／4番手
「セッションは順調だった。すべてかなりうまく運んだよ。もちろん、もう少し順位が上ならもっとよかったけれどね。最後に使ったスーパーソフトタイヤは最初のいくつかのコーナーで苦労させられてしまい、ラップタイムを改善できなかった。でも、それを除けばまずまずだったと思う」
「目指していた結果ではないし、前に出たいと思う。もちろん、そのためにはまだやるべきことがある。もう少しで望むようなところまで行けるところに来ているわけだからね。明日は、今日終えたところからさらに改善を目指していくよ。ベストを尽くして結果を待とう。いいレースにできるよう頑張るよ」
