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FIA会長、旧予選方式やタイヤを増やす用意あり 日曜日に会議

2016年04月03日(日)2:17 am

F1バーレーンGP開催中の土曜日、FIA会長のジャン・トッドは今は何かと問題視されている「いす取りゲーム式」新予選方式を導入するために後押ししたのはレース主催者だと語った。

●【結果】F1バーレーンGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

「レース主催者が尋ねてきたんだ。予選をより魅力的にする方法をね」

いくつかのチームが2015年型予選方式に戻す案以外の解決策を受け入れなかったため、茶番だと言われた新予選方式でバーレーンGP予選を行うことになった。

「我々は(メルボルンで)1つ試した。私は新予選方式に2度目のチャンスを与えるのはより良いことだと思うよ」と『Speedweek(スピードウィーク)』などドイツ誌に語った。

■日曜日に会議

日曜日にはすでに会議が予定されているといい、土曜日の予選を分析し、次戦の中国GP以降のために可能性のある案の微調整を行うという。

トッドは「古いシステムに戻す前に、新しいシステムを改善した方が良いと考えている。私のお気に入りは、微修正したQ1とQ2、そして古いシステムのQ3だよ」と語った。

ところが、このトッド案の「ハイブリッド方式」は、オーストラリアGP後の会議でチーム代表から拒否されている。

しかし、日曜日の会議を前にトッドは「私たちは全てにおいてオープンだ。旧方式に戻すことも含めてね」と明かした。

■中国からタイヤを増やせる

しかしながらトッドは、この新方式の大きな問題はQ3だと主張している。
「もちろん、Q3には失望したよ。追加のタイヤが無かったからドライバーたちはコース上に出ることが出来なかったんだ。私はチャーリー(・ホワイティング)とピレリと見たんだ。そしてピレリは中国GPにタイヤを増やすことが出来るんだ。追加コストは要るがね」

「私の意見では、Q1とQ2は問題ない」

■SNSは過剰反応だ

また、ソーシャルメディアでのネガティブな反応について目を通しているかと聞かれたトッドは、「過剰反応だ」と警告した。

「全部読んだよ。250ページもね。だけど我々はソーシャルメディアでの意見に基づいて決定を行うことについて、気を付けなければね」

●【結果】F1バーレーンGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

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