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【マクラーレン・ホンダ】アロンソの負傷を見落としたFIAに不満 CTスキャンは医者の姉が勧めた

2016年04月02日(土)18:25 pm

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)の負傷を発見できなかったFIA(国際自動車連盟)に対して、マクラーレン最高権威のロン・デニスが腹を立てていると伝えられている。

■昨日の結果
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F1開幕戦オーストラリアGPで大クラッシュをしたアロンソは、事故直後にサーキットでメディカルチェックを受け、問題なしと判断されたため、病院に行かずにスペインに帰国した。

しかしアロンソによると、帰国後に「痛みが同じくらいか少しひどくなっていた。それで、きちんとした検査、CTスキャンを受けようと決めた」という。

アロンソに検査を受けるよう訴えたのは、医者である姉のロレーナだったとスペインの新聞は伝えている。

CTスキャンの結果、ろっ骨の骨折と小さな気胸を起こしていることが判明した。アロンソはそのスキャンとその後のスキャン結果をバーレーンに持ってきていたという。その結果、FIAは出走を認めないという判断を下し、アロンソはバーレーンGPを欠場することになった。

■デニスとアロンソがエクレストン、FIAと会談

デニスとアロンソは、1日(金)夜に、F1最高責任者のバーニー・エクレストンとFIAのチーフメディカルオフィサーを務めるジャン・シャルル・ピエットと会談しているのが目撃されている。

これについて『AS』紙は、アロンソをバーレーンGPに出走させるよう求めたのではないかと伝える。

「彼(アロンソ)はよく眠れており、フィジカルな活動を再開できる可能性を検討してほしいと医師に訴えた」とスペインのテレビ局『Movistar(ムービースター)』は報じている。

FIAはアロンソやチームの訴えを受け入れなかったが、事故直後にFIAが行ったアロンソの検査が不十分だったのではないかという疑問は残る。

この会談の目的は、FIAに対して事故後の検査や対応を見直すよう訴えることだったと考えるほうが理にかなっていると『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』は伝えている。

■アロンソ無念の欠場
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