マクラーレンのジェンソン・バトンがF1バーレーンGP(3日決勝)初日のフリー走行で3番手タイムを出したことに、驚きの声が上がっている。
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1日(金)の現地時間18時から行われた2回目のフリー走行で、バトンはメルセデスAMGの2台に次ぐ3番手タイムを出し、「僕たちにとってこの2年間で一番いい日」と話した。
3番手タイムを出した直後、無線で順位を聞いたバトンは、「スピードアップボタンを見付けたんだ! やっと見付けた!」とおどけて笑っていた。
バトンのタイムには、ほかのドライバーからも驚きの声が聞かれた。
「彼らはすごく速そうだ」とルノーのジョリオン・パーマーは話す。
トロロッソのマックス・フェルスタッペンも、こう話した。
「アタックラップ中のジェンソンを見た。マクラーレンは第1セクターですごくいいと言えるよ。彼らが進歩したのは明らかだ」
レッドブルのダニエル・リカルドも太鼓判を押す。
「たとえ燃料を5キロしか積んでいなかったとしても、かなりいいタイムだね」
■フェラーリは初日は振るわず
もう一つの驚きは、フェラーリとメルセデスAMGの差が予想以上に大きかったことだ。
タイヤが外れかけて2回目のフリー走行を早めに終えたベッテルは、「ここではもっと差が小さいかと思っていた」とブラジルの『Globo(グローボ)』に話している。
だが、チームメートのライコネンは希望を捨てていない。
「君たち(メディア)はいつもラップタイムを見るけれど、僕たちは自分のプログラムをやって、すべてがうまくいっていた。タイムより重要なのは、明日(土曜日)どうなるかだ」
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