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ウィリアムズ、元フォース・インディアのポール・ディ・レスタを控えドライバーに

2016年03月14日(月)19:01 pm

ウィリアムズは14日(月)、2011年から3年間フォース・インディアで活躍していたイギリス人ドライバーのポール・ディ・レスタと2016年の控えドライバー契約を結んだことを発表した。

2006年にユーロF3のチャンピオンとなったディ・レスタだが、その後2007年にはDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)への参戦を開始し、2010年にはタイトルも獲得。その2010年に控えドライバー契約を結んでいたフォース・インディアから、翌2011年にF1デビューを飾り、3年間にわたってF1で活躍。F1シートを失った2014には再びDTMへ戦いの場を移していた。

一方、ウィリアムズでは昨年にはかつて2011年と2013年にフォース・インディアでディ・レスタのチームメートであったエイドリアン・スーティルと控え契約を結んでいた。だが、今季はディ・レスタがその後任として3年ぶりにF1の世界に戻ってくることになった。なお、ディ・レスタはDTMとかけもちでウィリアムズでの仕事にあたることになる。

ウィリアムズ加入が決まったディ・レスタは、次のように語った。

「控えドライバーとしてウィリアムズに加入できたことをうれしく思っているし、2016年シーズンを楽しみにしている。メルセデスAMGから出走するDTMと並行して、リザーブドライバーとしてF1GPにも帯同することになるから忙しい年になると思う。どちらにも全力を尽くすつもりだし、ワクワクするようなことが待っている年を過ごすのを楽しみにしている」

ディ・レスタの加入にあたり、チーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズは次のように語った。

「ポールのような経験を持つ人材をチームに迎え入れることができてうれしく思っています。F1では58戦に出走していますし、彼の持つレース知識はかけがえのないものとなるでしょう。近年のF1経験、そして現在もDTM経験を持つポールは自信を持ってFW38に乗り込むことができると確信していますし、私たちの2016年シーズンの戦いをアシストしてくれるはずです」

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