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【WEC】王者ポルシェ、LMPIチームを再構築

2016年03月14日(月)20:14 pm

昨年、FIA WEC(世界耐久選手権)で参戦2年目にしてWECマニュファクチャラーズとドライバーズチャンピオンシップの両世界選手権タイトルを獲得したポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)のLMP1チームは、テクニカル・ディレクターのアレクサンダー・ヒッツィンガーが2016年3月31日付で去ることを明らかにした。後任は後日発表するという。

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ポルシェのLMP1チームは、3月25日にポール リカール(フランス)にて開催されるFAI世界耐久選手権(WEC)の合同テスト「プロローグ」で3シーズン目のスタートを迎える。

2015年のWECにおいてポルシェは、 ル・マンでの1-2フィニッシュ、そしてマニュファクチュアラーおよびドライバータイトルを獲得した。チームはLMP1プロジェクトのトップであるフリッツ・エンツィンガー、監督であるアンドレアス・ザイドル、テクニカル・ディレクターのアレクサンダー・ヒッツィンガーが率いてきた。今後ヒッツィンガーは、モータースポーツ以外の世界で、新たなチャレンジに挑むという。

フリッツ・エンツィンガー
「ポルシェを代表してヒッツィンガー自身、そして素晴らしい成功を収めている919ハイブリッドの開発における彼の多大なる功績に感謝している。彼は2011年末、ごく数名で結成されたLMP1チームの最初の一人だった。私はヒッツィンガーの新たな物事へチャレンジする意志を尊重する」

王者ポルシェには現在、約260名のチームメンバーが在籍し、優秀なエンジニアたちがマネージメントチームとともに働いている。2016年型919ハイブリッドは準備万端だ。

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