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打倒ハミルトンに燃えるニコ・ロズベルグ

2016年03月11日(金)5:20 am

ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、2016年を「自分の年」にすると意気込んでいる。

チャンピオン争いでは2年連続でチームメートのルイス・ハミルトンに敗れたロズベルグ。中でもどん底を経験したのが、2015年のF1アメリカGPだと話す。トップを走りながら自分のミスで優勝をハミルトンに譲り、3レース残してタイトル決定を許したからだ。

「あれは、ものすごく辛い瞬間だった」とロズベルグはドイツのテレビ局『RTL』のインタビューで振り返る。

「でも、その分は3連勝で圧倒してやり返すことができた」

「あれは最高だったし、あの流れをできる限り今年につなげようとがんばってきた。ただ残念ながら難しいね。クルマが新しいし、状況も違うから」

それでも、2016年シーズンもハミルトンに勝ち続けたいとロズベルグは語る。

「自分のチームメートが高い基準を作ってくれるのはいいことだよ」

「いつも倒すことができたら、やりがいがなくて面白くなくなってしまう」

■「クリーンなシーズンにすることが必要」

2016年こそチャンピオンになれるかと聞かれると、ロズベルグはこう答えた。

「誰にも分からない。残念だけれど、ルイスに3年間負けたのは事実。だから大きな挑戦だ」

「でも、僕が彼を倒し続けた期間だって何度もあった。シーズン全体ではなかったけれど。それでも僕たちは接戦だ」

「例えば2014年には、タイトルは最終戦で決まった。とにかく僕はクリーンなシーズンにすることが必要なんだ」

「きっといいシーズンになるよ。僕たちのラインアップと、これまでの僕の調子があればね。それで1位になれるかどうかについては、待つしかない。まだ神のみぞ知るだ」

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