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マクラーレン、カルソニックカンセイと複数年契約

2016年03月09日(水)19:36 pm

マクラーレンは、カルソニックカンセイ株式会社(Calsonic Kansei)と複数年のオフィシャルサプライヤー契約を発表した。

カルソニックカンセイは、熱交換器、空調、内装、コンプレッサー、電子、排気といった製品を世界中の自動車メーカーに供給するサプライヤー。

マクラーレンに対しては、これまで20年以上にわたってレーシングカー向けの製品を供給してきたが、複数年にわたるグローバルでのパートナーシップを結んだことで、いままで以上の緊密な関係を築くこととなる。

■森谷弘史(カルソニックカンセイ代表取締役社長)
「マクラーレンとの新しい提携は、国際的モータースポーツの頂点であり、同時に世界一過酷なレース環境と言われるフォーミュラ1において、当社の製品を開発・搭載できる絶好の機会を与えてくれるものです。これにより、当社はF1という国際舞台において技術力を発揮する機会を得ることができます。

またそれと同時に、この提携は当社のエンジニア並びにスタッフがより高度な技術力を目指していくための大きな原動力となるでしょう。我々は当社の定めるタグラインに基づき、全社員が「夢と革新を原動力として」意欲的に取り組むことを企業目標として掲げています。これを実現していく上で、今回のマクラーレン・ホンダとの提携は、まさにパーフェクトなものと言えるでしょう」

■ジョナサン・ニール(マクラーレン・レーシングCOO&CEO代理)
「我々は、カルソニックカンセイとの新しい提携に大きな期待を寄せています。カルソニックカンセイの“モノづくり”に対する取り組みは大変素晴らしく、それゆえに優れた製品を継続してつくり続けることができるのだと考えています。

カルソニックカンセイとマクラーレンはいずれも、その従業員に対し高い能力を要求しています。 従って今回の提携を通じ、両社のエンジニア・従業員は一層強く連携していくこととなるでしょう。

チームワークの力と技術力を信念に、その柔軟性と力強さでもって、たゆまなく且つ軽々と技術と探究の限界を超えていく。これまでカルソニックカンセイ、マクラーレン両社とも、このようなことをコアバリューとして、成功の文化を築き上げてきました。

今回の提携は、マクラーレンが世界中の優秀なパートナーを魅了する力を改めて示すものであり、カルソニックカンセイをマクラーレン・ホンダチームに迎え入れることを喜ばしく思っています」

カルソニックカンセイは自動車関連企業で、日本にグローバル本社を、アメリカ、ヨーロッパ、中国、アジアに統括機能を置き、 グローバルネットワークを築いている。さらに、開発拠点は日本、アメリカ、メキシコ、イギリス、フランス、中国、タイ、インドに、そして世界に78の生産拠点を持っている。従業員は2万人を超える。

また、1982年より継続してモータースポーツでのスポンサー活動を実施しており、今年で35年目を迎える。今季もホシノレーシングへのスポンサー活動を継続し、AUTOBACS SUPER GT 2016 SERIES GT500クラスへ参戦することを発表していた。

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