NEXT...F1開催スケジュール

エクレストン「もっとうまくF1を運営できる者がいれば喜んで道を譲る」

2016年03月08日(火)17:49 pm

F1最高責任者であるバーニー・エクレストンの立場が微妙なものとなってきそうだ。

最近、エクレストンに関してはその言動に対して批判の声が上がっていた。自らが代表を務めるF1に関して金を払ってまで見る価値はないと語るなど、自分が思い描くF1と現状とがかけ離れてきていることに対する愚痴ともとれる発言が増えていたためだ。

また、2016年の開幕戦まであと2週間という時点で予選方式が変更されるなどのドタバタ劇が起きたことなどから、ドライバーの中からも現在のF1は「リーダー不在」だという声が上がっていた。

そして、伝えられるところによれば、8日(火)にF1取締役会の構成メンバーであるジャン-マルク・ウエが報告書を提出。それに基づいて今後エクレストンの進退にも関連する問題が取締役会において審議されることになるという。

『Telegraph(テレグラフ)』と『Daily Mail(デイリー・メール)』は、8日(火)に行われる取締役会において、エクレストン時代から新たな時代へ移行するための引き継ぎ計画などが議論されることになると報じている。

『Telegraph(テレグラフ)』には、エクレストンの次のようなコメントが掲載されている。

「前回の取締役会において、現在我々がうまくやれているかどうか、そして何らかの変更を行うべきかどうかを誰かに調査してもらう必要があるということになったんだ」

さらに、『Daily Mail(デイリー・メール)』から、現在のF1最高責任者という地位から退くことを考えているかと質問を受けた85歳のエクレストンは、次のように答えたと伝えられている。

「もし誰かがもっとうまく運営できるのであれば、何も問題はないさ。私は100%道を譲るよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック