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フェラーリは「F1タイトル獲得が望める位置にいる」とベッテル

2016年03月07日(月)17:30 pm

F1ファンの中にも、2016年にはフェラーリが最強メルセデスの牙城を崩すことを期待している者が少なくないだろう。フェラーリ自身も会長のセルジオ・マルキオンネが今年はタイトル奪還を狙うと宣言している。それだけに、実質的なナンバー1ドライバーであるセバスチャン・ベッテルが感じるプレッシャーも小さくはないはずだ。

■目標は大きく掲げている

ドイツの放送局『RTL』から、今年の目標について尋ねられたベッテルは、次のように答えた。

「まず、僕自身は周りの人たちよりも常に高いところを望んでいると思うんだ」

「一方で、期待度が非常に高いということを耳にするのはすごくうれしいことだよ。それはみんなが僕たちならやれるだろうと考えているということでもあるからね」

「僕の目標は、当然ながら、レースに勝ち、F1チャンピオンになることだよ。そうでなければ満足などできないし、それは僕だけじゃなく、チーム全員がそうだと思う」

■2016年シーズンに向けて手応えあり

2016年のF1公式シーズン前テストは、これまでよりも短い8日間しかなかった。そのテストで受けた大方の印象は、メルセデスAMGはまだ手の内を見せていないものの、信頼性に少し欠けるとは言え、フェラーリの新車がメルセデスAMGに対抗する可能性も高そうだというものではなかっただろうか。

ベッテルも、「まだやるべきことはたくさんあるけれど、基礎はすごくいいんだ。僕たちは大きな前進を果たせたよ」と語り、次のように付け加えた。

「僕たちは、自分たちが望んだような位置にいると思っている。僕たちの目標であるF1タイトル獲得に向けてね」

■ベッテル新車のネーミングはまだ

ところで、ベッテルは、まだ自分が乗る2016年型車SF16-Hに名前を付けていないようだ。

ベッテルは、これまで自分が乗るF1カーに女性の名前を付けるのが恒例となっている。レッドブル時代の2010年には「官能的なリズ」と「みだらなマンディ」、2011年には「変態カイリー」、2012年には「アビー」、2013年は「飢えたハイジ」、2014年は「スージー」といった具合だ。そして、フェラーリへ移籍してからもそれが継続され、2015年型車SF15-Tは「エバ」と名付けられていた。

今年のSF16-Hにはどういう名前が付けられるのかと質問されたベッテルは、「いや、まだなんだ」と答えると、ほほ笑みを浮かべながら次のように付け加えた。

「最初のレースまでに、メカニックたちと一緒に何か考えるよ」

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