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【4日目タイム】最終日 ベッテルが締めくくりの最速、ハミルトンにトラブル、バトンは121周/バルセロナ合同テスト2回目

2016年03月05日(土)3:47 am

カタルーニャ・サーキット 全長4,655 km
コンディション:最高気温18°C、路面温度27°C ドライ
最速タイム:1分22秒852(セバスチャン・ベッテル)

F1スペインGPのカタルーニャ・サーキットを舞台に2月22日から25日、3月1日から4日まで行われた冬季合同テスト。最終日は、スーパーソフトを履いたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が1分22秒852のトップタイムをマークし、八日間の過酷な走行を締めくくった。フェラーリをはじめ、メルセデスAMGやウィリアムズなどの上位勢は今日までにレースシミュレーションを終え、開幕の準備は万全だ。

ホンダとのコラボ二年目のマクラーレンは、この日ジェンソン・バトンが運転を担当。121周にわたって空力やタイヤ、新パーツをテストした。

王者メルセデスAMGは、ルイス・ハミルトンが午前の周回中にギアボックストラブルで赤旗を誘発させたが、それさえも予定の行動といった印象だ。午後にステアリングを握ったニコ・ロズベルグは、ひたすらミディアムタイヤで仕上げの走行に終始。最下位タイムながら、二週間後に迫った開幕戦オーストラリアGPの主役は彼らで間違いないところだ。

フェラーリは、昨日に続いて朝一番でFIA(国際自動車連盟)の新安全器具『ヘイロー』をテストした。

新チームのハースはブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルを二日がかりで克服し、午前はロマン・グロージャン、午後にはエステバン・グティエレスが走った。

2016年F1世界選手権の第1戦オーストラリアGPは、3月18日(金)にメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで始まる。

■バルセロナテスト2・4日目結果
1.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分22秒852(SS)
2.カルロス・サインツ(トロロッソ)1分23秒134【US】
3.フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)1分23秒644(SS)
4.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分23秒721(SS)
5.ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)1分24秒133<M>
6.ダニエル・リカルド(レッドブル)1分24秒427(S)
7.ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)1分24秒714【US】
8.ジョリオン・パーマー(ルノー)1分24秒859(SS)
9.マーカス・エリクソン(ザウバー)1分25秒031(S)
10.ロマン・グロージャン(ハース)1分25秒255(S)
11.エステバン・グティエレス(ハース)1分25秒422(SS)
12.リオ・ハリアント(マノー)1分25秒899【US】
13.ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)1分26秒140<M>

■タイヤコンパウンド表記
【US】=ウルトラソフト
(SS)=スーパーソフト
(S)=ソフト
<M>=ミディアム
[H]=ハード

■ロズベルグはタイム出さず。オーストラリアGPでどんなタイムを出すのか?

■フェラーリは好調のままバルセロナを後にする。オーストラリアGPが楽しみだ。

■2週連続のバルセロナテスト、最後のチェッカーが振られた。次のチェッカーフラッグは開幕戦のオーストラリアGPだ。

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