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「フル性能はもっと走りこんでから」エリック・ブーリエ（マクラーレン・ホンダ）【バルセロナ合同テスト2】3/2（水）

カタルーニャ・サーキット 全長4.655 km
ドライバー：ジェンソン・バトン
マシン：MP4-31
周回数：121周（563 km）
最速タイム：1分25秒183

■エリック・ブーリエ（マクラーレン・ホンダ／レーシング・ディレクター）「多くの周回をカバーできて満足」

「今日はたいへん多くの周回をカバーできて満足だ。マシンとエンジンのバグ出しは順調で、オーストラリアGP前にマシンの開発を進めるためのデータも取れた。以前も言ったようにテストは、あくまでテスト。ここにいる目的は、テスト以外の何ものでもない。本番前に信頼性に取り組んだり、新パーツがマシンの一部として機能しているか検証するには絶好の機会なのだ」

「今のところタイムが遅い速いと言ってみても、あまり意味はない。われわれはまだ、パッケージの持つ性能に注目していないのでね。もっとも、サーキットを走って得た情報を見る限り、マシンは予想どおりの動きをしている。テスト残り二日で、少しずつ新しい部品を導入する。従ってオーストラリアGPが始まるころには、マシンは大きくアップデートされているだろう。もし机上のデータと走行で得た情報がしっかり符号すれば、それはそれで進歩だ」

「パワーユニットに関しては、じゃっかんアップデートしたバージョンを昨日から走らせていて、先週よりは一歩前進している。しかし、まだ判断を下すには早い。それに走行距離も足りない。フル性能を発揮するのは、もっと走りこんでからだ」