【画像・1日目午前タイム】アロンソ3番手 メルセデスはソフトタイヤでトップタイム／バルセロナテスト2回目
1日（火）、バルセロナで朝9時から始まったプレシーズンテスト2回目の初日、午前中のセッションが終了した。
■メルセデスAMG、ソフトタイヤで速さを発揮
先週のテストではミディアムタイヤでロングランばかりを行っていたメルセデスAMGのニコ・ロズベルグは、「まだ手の内を見せていない」と語っていた。そして今日、そのロズベルグがソフトタイヤを履いて出したタイムは、1分23秒022という午前中トップタイム。
先週のソフトタイヤのトップタイムは、セバスチャン・ベッテル（フェラーリ）の1分23秒741だったため、同一日ではないとしてもメルセデスAMGはフェラーリに0.719秒もの差をつけたことになる。
■フェラーリ、ミディアムタイヤでも速い
今日走行したキミ・ライコネン（フェラーリ）は、2番手タイムとなる1分24秒836を出した。ミディアムタイヤではもちろんトップだ。
先週のミディアムタイヤのトップは1分24秒867のニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）だったが、フェラーリは、先週のロズベルグのミディアムタイヤでのトップタイムを更新している。
■マクラーレン・ホンダ、3番手へ！
先週のテスト結果では信頼性もスピードも十分とは言えない状況のマクラーレン・ホンダだったが、本日担当しているフェルナンド・アロンソが総合3番手タイムを出した。
アロンソのタイムは1分25秒252で、ソフトタイヤで出したものだ。本日同じソフトタイヤでトップのロズベルグからは2.233秒遅れている。
マクラーレン・ホンダ以下の4番手以降は、全員がミディアムタイヤだったため、「3番手」という結果を手放しでは喜べない。
参考までに、先週のテスト4日目の午前中に2番手タイムのケビン・マグヌッセン（ルノー）は、1分25秒263をソフトタイヤで出していた。このタイムは今日のアロンソから+0.011秒で、ほぼ同じようなタイムだ。
■バルセロナテスト2回目・1日目午前中タイム
1 ロズベルグ メルセデス 1分23秒022(S)
2 ライコネン フェラーリ 1分24秒836＜M＞
3 アロンソ マクラーレン・ホンダ 1分25秒252(S)
4 ボッタス ウィリアムズ 1分25秒255＜M＞
5 フェルスタッペン トロロッソ 1分25秒356＜M＞
6 ヒュルケンベルグ フォース・インディア 1分25秒954＜M＞
7 クビアト レッドブル 1分26秒227＜M＞
8 グティエレス ハース 1分26秒661＜M＞
9 ナッセ ザウバー 1分26秒923＜M＞
10 マグヌッセン ルノー 1分26秒981＜M＞
- ハリアント マノー タイムなし
US＝ウルトラソフト
SS=スーパーソフト
S＝ソフト
M＝ミディアム
H＝ハード
■午前中3番手タイムのフェルナンド・アロンソ（マクラーレン・ホンダ）
■午前中6番手のニコ・ヒュルケンベルグ（フォース・インディア）
■午前中10番手のケビン・マグヌッセン（ルノー）
■午前中5番手のマックス・フェルスタッペン（トロロッソ）
■午前中2番手のキミ・ライコネン（フェラーリ）
■ケビン・マグヌッセン（ルノー）のコクピット
