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レッドブルのマルコも称えるほど進歩したルノーエンジン

2016年03月01日(火)20:56 pm

レッドブルから、ルノーエンジンの進歩を称える声が聞こえている。

昨年レッドブルは進歩の見えないルノーエンジンにいらだち、いったんは関係を絶ったほどだった。しかし、今年「タグ・ホイヤー」の名で搭載するルノーエンジンには、明らかな手応えを感じているようだ。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』に次のように語る。

「クルマは予想通り素晴らしい出来だ」

「だが、特に満足しているのは、ルノーが冬の間に成し遂げた仕事だよ」

「信頼性でも反応の良さでも、タグ・ホイヤー・ルノーは確実に一歩前進した」

■ベルガー「マルコがほめるということは…」

さらにマルコは、ルノーエンジンの進歩が「ようやくラップタイムに表れるようになった」と話している。

辛らつな物言いで知られるマルコのこうしたコメントに、レッドブルをよく知る元F1ドライバーのベルガーはこう話す。

「ヘルムートがルノーをほめるということは、エンジン側の進歩が非常に大きいに違いない」

■カナダGPに大幅な改良を予定

マルコは、ルノーがさらに大きな改良を第7戦カナダGP(6月12日)に予定していると『Auto Bild(アウト・ビルト)』に明かした。

「パフォーマンスを向上させる大きな改良が予定されている」

「そうすれば、自力での表彰台獲得すら可能になるだろう」

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