現ホンダF1総責任者の新井康久(本田技術研究所 専務執行役員)は、2月末で現ポジションを退き、3月1日付けで長谷川裕介(本田技術研究所 主席研究員)が指名された。
また、4月1日付けで本田技研工業(ホンダ本社)取締役・専務執行役員の松本宜之が新設「F1担当」に就任することも発表され、ホンダF1全体監督のポジションにホンダ本社取締役が就くことで、組織変更による『体制強化』が図られている。
■新井は60歳で定年退職
可能性をうわさされていたものの、新井が退くというニュースは突然の発表だったためF1界でも驚いた者も多いが、実は今年60歳になる新井は、社内規定である「定年退職」を迎えるということが理由のようだ。
新井は、3月からF1についてはアドバイザリー役として関わり、日本で新しい役割に異動する。