NEXT...F1開催スケジュール

1人ずつ脱落する新予選方式を今シーズンから導入か

2016年02月24日(水)20:42 pm

F1の予選方式が今年から変わる見込みだと報じられている。

新しい予選方式は、23日(火)にジュネーブで行われたストラテジーグループとF1委員会の会議で話し合われた。

新方式の詳細はまだ固まっていないものの、概要についてチームが合意に至ったと主要メディアが伝えている。

提案されている予選方式では、予選をQ1、Q2、Q3の3段階に分ける点は現在と同じだが、各セッションが始まってから一定時間がたつと、90秒ごとに最下位のドライバーが1人ずつ脱落していく。Q3では、最後の90秒にトップ2人が残ることになる。

■2017年の変更案は結論が先送りに

23日の会議は、2017年に向けたルール変更を話し合うために設定されたものだ。しかし、F1マシンのボディサイズに関しては、結論がもう1か月先送りされることになった。

ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』は、レッドブルが考案した大々的な変更案は却下されたと伝えている。記事によると、レッドブルの案はダウンフォースを50%増やし、ラップタイムを5秒向上させるものだったという。

対して、「マクラーレンが提案したダウンフォースを30%アップするという妥協案が現時点では最も可能性が高い」と記事は伝える。この場合、ラップタイムは3秒アップにとどまりそうだという。

■強硬策には消極的なトッド

F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、FIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッドと2人で改革を一方的に推し進めるべきだと話しているが、トッドは違う考えだ。

「私は独裁者ではない」というトッドの言葉を『Guardian(ガーディアン)』紙が伝えている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック