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【一覧表】過激で息を抜けない新F1予選方式にチームが合意 早ければ今年から導入も

2016年02月24日(水)10:20 am

F1をショーとして盛り上げるいくつかの案について、ジュネーブでチーム代表とF1責任者間で議論され、案のひとつとして、過激で息を抜けない新予選脱落方式にF1チームが合意した、とMotorsports.comが報じている。来月のFIAモータースポーツ評議会で承認されれば、早ければ今年2016年から導入される見込みだ。

■過激で息を抜けないF1新予選方式案とは

情報筋によると詳細はまだ詰める必要があるようだが、大筋で以下の流れで合意したようだ。

●Q1
・16分で争う
・開始から7分後、最も遅いドライバーが1名脱落。
・その後、1分30秒経過毎に最も遅い1名のドライバーが脱落していく。
・Q1チェッカーフラッグ後、【7名が脱落】、15名がQ2進出

●Q2
・【15分間】で争う。
・開始から【6分後】、最も遅いドライバーが1名脱落。
・その後、1分30秒経過毎に最も遅い1名のドライバーが脱落していく。
・Q2チェッカーフラッグ後、【7名が脱落】、8名がQ3進出

●Q3
・【14分間】で争う。
・Q3開始から【5分後】、最も遅いドライバーが1名脱落。
・その後、1分30秒経過毎に最も遅い1名のドライバーが脱落していく。
・最後の1分30秒で、2名のドライバーがポールポジションを争う

しかしながら匿名で答えた人物によると、「全般的に1周の攻めた周回をするには、タイヤをどう使うか、どう変化するのか、確認に苦労している」ということだ。

これらの情報をリスト化してみると、以下のような流れになりそうだ。

Q1開始:22名が走行
7分00秒:1名脱落、残21名
8分30秒:1名脱落、残20名
10分00秒:1名脱落、残19名
11分30秒:1名脱落、残18名
13分00秒:1名脱落、残17名
14分30秒:1名脱落、残16名
16分00秒(Q1終了):1名脱落、残15名

Q2開始:【15名】が走行
6分00秒:1名脱落、残14名
7分30秒:1名脱落、残13名
9分00秒:1名脱落、残12名
10分30秒:1名脱落、残11名
12分00秒:1名脱落、残10名
13分30秒:1名脱落、残9名
15分00秒(Q2終了):1名脱落、【残8名】

Q3開始:【8名】が走行
5分00秒:1名脱落、残7名
6分30秒:1名脱落、残6名
8分00秒:1名脱落、残5名
9分30秒:1名脱落、残4名
11分00秒:1名脱落、残3名
12分30秒:1名脱落、残2名
14分00秒(Q3終了):最後の1分30秒、2名でポールポジションを争う

これにより、多くのクルマがコース上を走行し続けることになり、現地やテレビで観ているファンを楽しませることができそうだが、予選ルールが大きく変わったわけではない。

■以前は予選をスプリントレースにするという案も
●検討中の予選新方式にドライバーから賛否両論
●スプリントレース案に「予選方式を変えても解決にはならない」

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