23日(火)、バルセロナで朝9時から始まったプレシーズンテストの2日目、午前中のセッションが終了した。
■メルセデス、安定感抜群で周回を重ねる
昨日、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が他チームのほぼ倍となる156周を周回したが、今日からドライブを担当しているニコ・ロズベルグも、午前中だけですでに81周も走行。これは昨日、他チームが1日かけて記録した周回数に匹敵する。
メルセデスは順調にマイルを稼ぎ、パーツ類を熟成しているようだ。速さよりもトラブルを無くしたい、という狙いはさすが王者の貫禄か。参考までに、F1スペインGPのレース周回数は66周だ。
■マクラーレン・ホンダはすでに71周
昨年、10周するのも苦労していたマクラーレン・ホンダだが、今季は違うようだ。昨日84周を走行したジェンソン・バトンに代わってドライブしているフェルナンド・アロンソが、午前中だけですでに71周を走行。このまま新車の完成度を高めて競争力を発揮してほしいものだ。
■バルセロナ合同テスト1回目・2日目午前の周回数
ロズベルグ 81周
アロンソ 71周
フェルスタッペン 59周
リカルド 58周
ボッタス 56周
エリクソン 49周
ペレス 48周
ベッテル 46周
パーマー 41周
ヴェアライン 36周
グティエレス 32周
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