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2016年のF1エンジン音改善の結果、V8やV10に比べてどうなった?

2016年02月23日(火)18:34 pm

22日(月)にスペインのバルセロナで今年最初のF1公式シーズン前テストが開始されたが、そこで聞こえてきたF1エンジン音は期待ほどの音量ではなかったと報じられている。

2014年から、1.6リッターターボエンジンとエネルギー回生システムが組み合わされたパワーユニットがF1に導入されたが、エンジン音がそれまでの自然吸気V8エンジンに比べてかなり小さくなったことがファンのF1離れにつながったひとつの要因だと言われている。

今季のF1カーは、エンジン音を大きくするためにウェイストゲートと呼ばれる機能を持たせた分離式排気管を導入している。

ドイツの『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』紙は、メルセデスの2016年スペックパワーユニットは、昨年より12%音量が増加したと報じている。具体的には、96デシベルから108デシベルになったという。

だが、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』誌のチェーザレ・マリア・マヌッチ記者は、バルセロナから次のように報じている。

「音は少し高くなったものの、V8やV10とは比べ物にならない」

「サーキットでは11台が走っているが、音量がそれほど増したとは思えない。少なくとも、観客が望むようなレベルには達していないようだ」

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