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松下信治がマクラーレン・ホンダのテスト兼開発ドライバーに「天にも昇る気持ち」

2016年02月20日(土)20:34 pm

マクラーレンは、松下信治がテスト兼開発ドライバーに就任したことを発表した。

松下は、埼玉県出身の22歳。2014年に全日本F3チャンピオンとなり、昨年からF1直下のGP2に参戦して、ハンガリーでは初優勝を飾っている。

マクラーレンで松下に与えられる役割は、シミュレーターのサポートと開発作業で、正ドライバーのジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソ、控えドライバーのストフェル・バンドーンと共にチームの一員となる。

松下は次のように喜びを語っている。

「今シーズン、マクラーレン・ホンダF1チームにテスト兼開発ドライバーとして加わることができ、天にも昇る気持ちです。F1の世界に進むことは子どもの頃からの夢であり、キャリアにとって大きな前進です。クルマの開発やセットアップに役立つデータをシミュレーター作業で集めることを通して、サーキットのレースチームを手助けできるよう、全力を尽くします」

「昨年はGP2シリーズで急激に学習するシーズンでした。ヨーロッパでのレース1年目でしたが、ホンダの育成プログラムのおかげで必要な準備はできていました」

「GP2シリーズのドライバーとしては、2016年はチャンピオン獲得だけに集中していきます。自分の周囲に最高のパッケージはそろっており、F1ドライバーになるという究極の目標も達成できると信じています」

マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは次のように語っている。

「ノブは、ヨーロッパでのレース1年目で素晴らしい可能性を示してみせた。非常に印象的なパフォーマンスを見せたから、経験を積んで安定感を増せば、2016年には確実に潜在能力を伸ばせるだろう」

「マクラーレン・ホンダのテスト兼開発ドライバーは大変重要な立場だ。コース上でわれわれが学んだことを確認し、協力してパフォーマンスを改善していく重要な役割を2016年通して担ってもらう」

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■【マクラーレン・ホンダ】MP4-31 主要諸元
●【マクラーレン・ホンダ】復活をかけた新車MP4-31発表 ホンダはサイズゼロを進化

■ホンダが育成している期待の日本人
●【ホンダF1】期待の日本人・松下信治をF1テスト兼開発ドライバーに起用

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