マクラーレンとホンダがそれぞれ、最近報じられていたシーズン前テストで2015年スペックのパワーユニットを使用することになるだろうとの情報を否定した。(参照:【ホンダF1】プレシーズンテストに2016年型PU投入を見送りか)
スペインの『Marca(マルカ)』が、ホンダの2016年型パワーユニットは昨年型よりもパワーは増大したものの、大型化されたターボシステムの信頼性問題が解決できずにおり、22日(月)からスペインのバルセロナでスタートする今季最初のF1公式シーズン前テストには、2015年スペックのパワーユニットを持ち込むことになるかもしれないと報じていた。
この件に関し、マクラーレンの広報担当者は『GMM(グローバル・モータースポーツ・メディア)』に対し18日(木)に「いや、それは事実ではない」と語った。
さらに、ホンダの広報担当も「(マクラーレンのコメントは)その通りです。私たちは2016年型を使います」と付け加えた。
今年は合計8日にわたってシーズン前テストが行われることになるが、来週月曜日(22日)からまず4日間のテストがスタートする。2回目のテストは同じバルセロナで3月1日(火)から4日間で行われ、その2週間後にはいよいよメルボルンで2016年のF1開幕戦オーストラリアGPを迎えることになる。