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スーパーフォーミュラに参戦のファンドールネをルノーもねらっていた

2016年02月13日(土)20:36 pm

今季からワークスチームとしてF1に復帰するルノーは、日本のスーパーフォーミュラに参戦するストフェル・ファンドールネの獲得をねらっていた。

23歳でベルギー人のファンドールネは、マクラーレンの控えドライバーを務める傍ら、圧倒的な強さで2015年のGP2チャンピオンに輝いた。

ファンドールネは今年もマクラーレンの控えドライバーを続けるが、戦いの舞台を日本に移し、ホンダエンジンを搭載するダンディライアンからスーパーフォーミュラに参戦することが正式に発表された。

■マクラーレンもファンドールネを高く評価

ファンドールネがGP2で所属していたARTのチーム代表だったのが、ルノーのスポーティングディレクターに就任したフレデリク・ヴァスールだ。ヴァスールは、ファンドールネの獲得をねらっていたと先週次のように語っていた。

「ストフェルの状況ははっきりしている」

「彼はマクラーレンと契約を結んでおり、来年はマクラーレンに移ると思う」

「マクラーレンも彼の結果や能力を理解しているから、彼らがストフェルを手放すなど、私は一瞬たりとも考えたことはないよ」

■ファンドールネの代わりに選ばれたマグヌッセン

ヴァスールは、ファンドールネの獲得を断念し、代わりにケビン・マグヌッセンと契約したことをベルギーの新聞『La Derniere Heure(デルニエ・ウール)』に明かしている。

「ストフェルについては断念するしかなかった」

「彼には彼ら(マクラーレン)との契約があり、彼らは手放すことを望んでいない。われわれはあいているドライバーが必要だったので、マグヌッセンに決めた」

前身のロータス首脳陣が立てていた計画を一部引き継いだ形だが、ドライバーラインアップには満足しているとヴァスールはフランスの『L'Equipe(レキップ)』紙に話している。

「1人(マグヌッセン)は私が選んだが、もう1人(ジョリオン・パーマー)も良さそうだ。不思議なことに私はどちらとも下位カテゴリーでレースしたことはないが、ARTのドライバーとルノーでやれなくても別に構わない」

「3人目のエステバン(オコン)については話が別だ。彼の力はずっと信じてきた。彼はメルセデスから(レンタル移籍で)ルノーに来る」

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