フェラーリのスポーティングディレクターを務めていたマッシモ・リボラが、2016年にはメルセデスAMGを倒す準備が整っていると主張している。
長年フェラーリで活躍してきたリボラだが、2016年シーズン開幕に先駆け、若手ドライバーを育成するフェラーリの「アカデミー」責任者に転じてF1の第一線からは退くことが明らかとなっている。
イタリアのシチリア島で行われたイタリア自動車クラブのイベントに参加していたリボラは、2016年のフェラーリには大きな期待が持てると次のように語った。
「昨年はいくつかいい結果を残すことができたし、新しいプロジェクトもうまくいっていると思うよ」
「誰もがフェラーリによって素晴らしい選手権となることを期待している」
リボラはさらに『Speedweek(スピードウィーク)』に対し、パワーユニットが大きく改善されたと次のように語った。
「パワーユニットに関しては、チームが素晴らしい仕事を成し遂げ、メルセデスのレベルに匹敵するエンジンを用意できたと確信している」
「シャシーについては、昨年不足していた競争力を備えたものになると期待しているよ」とリボラは付け加えた。